管理人運営YouTube

PR

カテゴリ

プロフィール

最新記事

注目の商品

Facebookページ

本サイトの広告について

レビューマジック

こだわりモノを中心としたレビューブログ。商品評価、感想など

ロッキング・プライヤーを買う

2010.01.11/Mon/23:04:41

IMG_3859.jpg固くて取れないナットをどうしても回したい場合どうするか。その答えは色々ありますが、今回その答えを「ロッキングプライヤー」に求めてみました。

子供用にこんな自転車を持っているのですが...。

IMG_3862.jpg
(子供用自転車)

「ペダル」を外すことになりました。理由は、こどもが自転車にまだひとりで乗れないため、ペダルを使って漕ぐのではなく、またがって地面を足で蹴るようにして乗るという練習をさせるためです。

ところが、この自転車長らく外に放置していたため、ペダルをクランクにねじ込んでいるナットが錆び付いていて、手持ちのモンキーレンチではびくとも動きません。サビの様子はこんな感じ。

IMG_3863.jpg
(錆び付いたペダル取り付け部分)

IMG_3877.jpg
(取り付けボルトの反対側)

固くて取れないナットを外す場合、一番大事なことは「山をナメない」ことです。そのためには、精度の良い「メガネレンチ」を使うのが一番です。下の写真は、ナットを回すためのレンチですが、左側に「スパナ」、右側には「メガネレンチ」のヘッドが付いています。

なぜ、スパナよりもめがねレンチが良いかというと、「山をなめにくい」からです。その理由は、「スパナ」の場合は六角形のナットの山の2つに対して集中的に力が加わるのに対して、「メガネレンチ」の場合は6個の山に均等に力が加わるからです。

ところが、このようにペダルを外したい場合は、回したい場所にはメガネレンチが入りません。仕方なくスパナを使って、このように1つは無事にナットを緩めることができました。

IMG_3867.jpg
(片側はなんとか外すことに成功)

しかし、反対側は相当固く、力を入れて回していると、鈍い空回りの感触が...。見てみると角を丸めてしまいました。

IMG_3868.jpg
(こうなるとスパナでは手も足も出ない。どうしたものか)

本当はこんなに角が削れる前に、米国の高級ツール、「SnapOn」を使っていたら良かったのですが、しょうがありません。何とか打開策はと考えたところ、「ロッキングプライヤー(別名バイスプライヤー)」はどうかと思いついて、早速買ってきました。

IMG_3860.jpg
IMG_3861.jpg
(ロッキングプライヤー)

これは、てこの原理で強力に物体を挟み、挟んだ状態でロックされるという便利な商品です。今回購入したのは「EVP-250」という代物。

EVP-250.jpg
(EVP-250 の説明ラベル)

やってみます。まずは、常套手段の呉工業の CRC 5-56 を吹きつけます。

IMG_3874.jpg
(まずは 5-56 を吹きつけて數分待つ)

その後、ロッキングプライヤーで思いっきり締め付けます。

IMG_3869.jpg
(ガッチリと食い込みました)

そこで祈りを込めて、プライヤーを足で踏み込みます。

... (もりっという、やな音)

空回り!

こんなになってしまいました。

IMG_3865.jpg
(さらにナットの山が削られた図)

敗退です。

子供にはペダルに足が当たってちょっと痛い思いをさせますが、しょうがないので、このまま練習させることにしました。

次の打開策は、自転車屋に行ってクランクごと交換をするということが考えられますが、工賃と材料代を考えると、この古い自転車には見合わないため、実行するかどうかは未定です。

今回は残念な結果になりましたが、このロッキングプライヤー、便利なので一家に一つ合っても良いと思います。


LOCKJAW ロッキングプライヤー (カーブジョー)6インチ


トップ(TOP) バイスプライヤ VP-250


エスコ 0-48mm/250mmロッキングプライヤー(カーブジョー) EA533AA-10

-----
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

関連記事
tb: 0 |  cm: 2
go page top

 

この記事に対するコメント

逆ネジでは?

写真ではよくわかりませんが、外れなかったペダルは左側のペダルではないでしょうか。
だとすると、左側は逆ネジになっていると思うので普通とは逆方向に回さないと外れません。
URL | 通りすがり #gD7k6jiY
2011/01/11 19:20 * 編集 *

Re: 逆ネジでは?

コメントありがとうございます。

ううっ。ついにご指摘が来てしまいましたか...。その通りです。この作業を行っていたときは、自転車の構造に対する知識がまだ浅く、左側のペダルを取り外そうとして、「締まる方向」へ回そうとしていました。

そんなことももう「時効」でして、ペダルを外さずに練習し、我が息子(小1)もこの自転車を大人と同じスピードで走らせることができるようになりました。勉強させていただきました。ありがとうございました。

URL | 館長 #-
2011/01/17 19:31 * 編集 *
go page top

 

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

go page top

 

トラックバック

承認制としています。無関係なものは承認されない場合があります。
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/168-5b7563eb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top